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三限目、HRのとこがで警報が入り
俺たちの避難訓練は始まる
「黒羽!」
「燃馬、どした?」
いきなり話しかけてきた、燃馬
まぁ、コイツは内容のない話が多い
「授業潰れて、嬉しいな!」
やはり
内容のない話
ガラララ、
扉が開き、担任の仲川先生が入ってきた
五分遅刻
珍しいが、五分ぐらいなら気にすることはない
「え、」
生徒の視線が先生に集まる
「今日でこの……このクラスは終わりです」
ざわめく
教室がざわめく
「さぁ、最後の授業をしましょう!」
指を鳴らすとともに、放送が入る
ピー
耳が痛むような高い音
身体が熱くなってくる
中で俺じゃないものが動いている感覚がある
プチっ
何か切れる音がしたこと思うと、辺りは謎の光に覆われた
俺は、その中で意識が遠のいていくのを感じた
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