きっかけは2人の男の娘

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初めまして、如月 彼方(キサラギ カナタ)です。 今日は高校の始業式 いつもより少し張り切って早起きし、服装を整えて用意もして鏡を見る 彼方「………」 お母さんがショタとか童顔とか言うから、ちょっとコンプレックス気味になりつつあるこの顔と身長を見て、男子校だから背も高くてカッコいい男の人がいっぱい居るんだと思うと… なんだが憧れちゃうけど、実際僕の周りには僕と似たような人が寄って来るから不思議だ [ピンポーン] 「かぁーくん、お友達が2人迎えに来てくれたから早く用意してー??」 彼方「はぁーい」 お母さんに呼ばれて、僕は返事して荷物を持って玄関に向かう 「かぁーくん可愛いから気を付けてね?? ハンカチとティッシュちゃんとポケットにいれた?? 後横断歩道渡る時は右と左見てから手を挙げて渡「わかってるってば!」」 お母さんの幼稚園児扱いと過保護すぎる扱いを受けて、僕はお母さんにバイバイした 僕の行く高校は寮だから、もうこの家に帰って来る必要もなくて若干寂しくなったけどお母さんが暖かい笑みで送り出してくれたから笑顔で玄関を出れた 玄関を出ると男の僕から見ても可愛い僕の友達が2人、待ってくれていた
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