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不思議に思いながらも、昼休みすぐに靴箱へ向かって
自分の棚を見ると
『嘘・・・・・』
小さな小袋があった
涙が頬を伝う
涙で霞むまま、袋をあければ
クッキーがたくさん入っていた
そのクッキーの中に挟まれた一枚の紙切れ
【ありがとう
おいしかったです
N】
嬉しかった
名前はきちんとは書かれていない
短い手紙
書きぬぐったミミズのような字
下に書かれたNってアルファベット
『っ・・・・・ありがとう、先生』
Nは中島のN
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