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第19話 空ヶ原財閥の一人娘が転校? その名は空ヶ原楽々!
空ヶ原空港から、町に向かって一台の黒色の高級車が走っていた。その車内ではピンク色の髪の少女が車窓から見える風景を眺めていた。
ピンクの髪の女の子
「この町に来るのは久しぶりね。10年振りかしら。随分と町の様子も変わっているわね」
運転手をしている執事の安藤が彼女に向かって話をする。
安藤
「楽々【らら】お嬢様。ここ10年で空ヶ原の町は随分と開発がすすみ、豊かになりましたからね」
楽々
「また、この町で過ごせるのは楽しみだわ♪」
安藤
「楽々お嬢様、まもなくお屋敷に到着します。長旅で疲れているでしょう。到着しましたら、ゆっくりお休みください」
楽々
「ええ、そうしますわ。飛行機の中では落ち着いて寝ることが出来ませんでしたから。ゆっくり休ませてもらいますわ。それに、明日から空ヶ原中学校に行くことを楽しみにしていますわ♪」
彼女を乗せた車は、町の郊外にある大きな豪邸へと進んでいった。
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