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事件
自宅付近
俺
「ヒィヒィヒィ…」
亜美
「ほら早く!」
「先行くぞー!」
俺
(あの曲がり角を曲がったらすぐだ)
自分を励まし休む事はしない
俺
「ふぅふぃふへー」
「キャー!!」
俺
「!!」
(亜美?)
ザッザッザッザッ!
「キャッ!」
道を曲がると
すぐ近くに亜美が居た
俺
「どうした?」
亜美
「あれ…何?」
街灯に照らされたモノとは距離があり
何かの塊としか言えない
俺
「これ見てて…」
ガサッ!ドサッ!
亜美
「え?あっ…」
ツカツカツカ…
近づくにつれ塊は
人と認識出来たが…
うつ伏せに倒れ頭の方からは
血?らしきものが地面に流れていた
俺
(もしかして…死んでるのか?)
不安になりながらも俺は更に近づき
倒れた人に声を掛け肩を揺らす…
俺
「こんな所で寝ると風邪ひくぞ」
多少パニックになりながら
顔に目をやると…
俺
「うっ!?」
皮が剥がれているのか?
真っ赤になった顔…
意識は無いのか
ピクリともしない体…
「キャー!?」
俺
(ビクッ!)
亜美
「死んでるの?」
俺
「ビックリすんじゃねーか!」
「いきなり
背後で声出すんじゃねー!」
亜美
「だって…」
俺
「とりあえず救急車だ…」
その後
救急車とパトカーが来たせいで
その付近は
野次馬が2・30分滞在した
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