24人が本棚に入れています
本棚に追加
/188ページ
チュンチュン…
???「う…うーん…」
鳥の鳴き声で、今まで寝ていた少年が目を覚ました。
少年の名はコーエン、新米ハンターだが既にイャンクックなどのモンスターを倒すほどの実力を持つ期待のルーキーだ。
コーエンは窓の外を見た。
外は既に太陽が登っておりいい天気だった。
コーエン「…ハッ!寝過ごしたッ!」
コーエンはベッドから飛び起きるとすぐに着替え装備を装着した。
コーエンが着ている装着はハンターシリーズで、コーエンは頭部分を外している。
これはヘルムを被ることによって視界を狭めないようにする為に外しているのだ。
コーエンは武器のドスバイトダガーを腰に取り付けると荷物をまとめて外に出た。
外に出ると、村人達が数人歩いているだけだった。
コーエン「ああ…出遅れた…」
コーエンはがっくりしながら酒場に向かった。
???「フォフォフォ、どうしたコーエン?お前さんにしては珍しく寝坊したの」
コーエン「村長…」
村長「昨日の戦いの疲れが残ってたのかのう」
コーエン「いえいえ、たまたま寝坊しただけですよ」
村長「それにしても、イャンクックの亜種まで倒すとは…腕を上げたのう。
この調子ならリオレウスを倒す日も、近いかもしれんのう」
コーエン「いや、今の僕にはそんな…あ、早く行かないとクエストが無くなっちゃう!
村長!すいません!」
そう言うとコーエンは酒場に急いで入っていった。
村長「ふう…最近のハンター達は皆力が知れていたが…コーエンならきっと…」
最初のコメントを投稿しよう!