始まり

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 [キーンコーンカーンコーン]  「ここ宿題な明日に提出するように」  「起立」  「礼」  「ありがとうございました」 帰りの支度をしていると友達の裕也が喋りかけてきた 「大樹帰ろうぜ」 「うん」 裕也とは幼稚園からの幼なじみでいつも一緒に遊んでいる 今日も遊びの誘いが来たが予定があるため断った 「それじゃまた」 裕也と別れた後ゆっくり歩いていると後ろから 「あの…」 と誰かに喋りかけられた 振り替えると誰もいなかったが一匹の黒猫がいた 「あれ?確かに聞こえたんだけどなぁ」 と考えながら歩いているとまたさっきの声が聞こえた もう一度振り替えるとまた一匹の黒猫がいた 「まさか…お前?」 半信半疑で聞いてみたら ニャ- (はい) 「ね…猫が喋った!!!!!」 薄ら猫の鳴き声が聞こえるが確実にこの黒猫が喋っている ニャニャ-ニャ! (そんな大きい声出さないで下さい) 「え?あ…あぁ」 かなりパニックになっていたがとりあえず落ち着いて話しを聞いてみる事にした 「とっとりあえず家に来なよ」 ニャ- (わかりました)
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