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第一章~「はぁ、どこで間違ったんでしょうね…」物語は突然に!?
別に特別な事が起こらなくてもよかったんだ。
ほら、よく聞くだろ...ある日突然死神のノートを拾ってしまったとか、本と一緒に魔界の子供が部屋の窓を突っ込んできたとか。
はっきり言って俺はそういうのは嫌いじゃない。
ワクワクするし、展開が気になるしな。
でもそれは"見ている外野"の話。
"見られている内野"なんてとんだ迷惑に決まってる。
そんなふうにずっと他人事をいえる人生を送る筈だったのだが...
「はぁ、どこで間違ったんでしょうねぇ...」
目の前には大きなお尻が佇みこれから起こる悲劇をこれでもかというくらい予想させた。
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