出会いは突然に

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最下位で受け取ったバトン…彼女は瞬く間にトップへと立ち、そしてそのままゴールテープを切った。 周りからの歓声が鳴り止まない。 「ねえ…君、体育委員でしょ?早く私を案内してよ」 ウインクして、その透き通る様な声で彼女は僕に話し掛けてきた。 「すいません。すぐに案内します」 我に返った僕は一言そう告げて彼女を案内した。
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