罰ゲーム 3日目

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「そうだよ…」 あたしは唇を噛み締めながら佐藤の言葉を肯定した。 だって本当のことだもん。 認めるしか、ない…。 「なんでそんなこと…」 佐藤がさらに疑問を浴びせてくる。 答えは、ひとつだ。 「あたしが、晴にいちゃんを殺したから…!!」 あたしのせいで。 あたしのせいで、晴にいちゃんは。 思い出すだけで、苦しくなる。 だけど、泣かない。 もう、泣かないって決めたんだ。 「あたしのせいで、晴にいちゃんは事故に遭ったから…。だから…だからっ…」 自分で自分の首を絞めているような、感覚。 泣かないって、こんなに苦しいんだ…。 「あたしが晴にいちゃんになることが、一番の償いって、信じてきた…」 「バカじゃねぇの!?」 言い終わった瞬間、佐藤に怒鳴られた。 あたしの肩が、ビクリと跳ねる。 「だって…っ」 必死に言い返す。 「誰もそんなこと、思ってねぇよ…」 佐藤はさっきとは違う弱々しい声。 「なんでそんなこと、あんたに解るのっ…!?」 「おまえは晴樹さんを殺してなんかない」 「同情ならやめて」 「そんなんじゃねえよ!!」
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