卒業式Ⅰ

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柊「短編の卒業式と言ったものの、ネタがない訳でして、どうしたら良いと思います?編集さん」 脳内柊「そのくらいは自分で考えろ。僕は知らんし、編集さんでもない」 柊「そこを何とか」 脳内柊「何とか出来んならとっくに自力でしてんだろうが」 柊「それがね?」 脳内柊「何だよ」 柊「学生生活から離れて早うん年」 脳内柊「普通に6年って言ったら良いじゃねぇか」 柊「正確には7年だよ」 脳内柊「どっちでも良いよ!それがどうだって言うんだよ」 柊「いやぁ、卒業式ネタが思い浮かばない、浮かばない」 脳内柊「思い浮かぶ浮かばないの問題じゃなくて、若さが足りない問題だろうが」 柊「君は全力でケンカを売ったんだね?売ったよね?!」 脳内柊「売ってねぇよ!そんな全力で売るわけねぇだろ!!だから絶対に痛い拳を作らないで下さい!!」 *
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