夢と夢

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「土方さん!お願いです…僕も…僕も…ゴホッゴホッ」 苦しそうに青年は、咳をこみながら、近くにいる男に手を伸ばす。 「総司…」 男は、目を伏せて悲しそうに青年の名前を呼んだ。 「僕も戦いたいんです! まだ…ゴホッ…戦えます…」 青年は、涙を流しながら男を見つめる。 「総司…実は…」
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