プロローグ

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プロローグ

雲1つなく晴れ渡った空のもと、1人の女性が小さな声でぽつりと呟く。 「彼大丈…かな、ちゃんと…ると……けど…」 今にも消え入りそうな声が地面に吸い込まれていく。 横断歩道の信号が青に変わると、彼女は約束をしていたレトロな雰囲気を醸し出す喫茶店へと入っていった。
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