その壱

2/5
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
「三蔵法師様 御入り下さいこちらです」 「君が孫悟空だね よろしく」 「よろしくお願いします 天竺までの旅お供させていただきます」 「私は妖怪にも人にも差は無いと思っている しかし仮にも私は貴方の師匠として貴方を管理する 私は師匠で貴方は弟子だ」 「ははっ、ありがたき幸せです御師匠様」 「すまないけど管理する方法として『金呪蔓の術』を使うよ」 「ええ、弟子と言っても賎しい罪人です 当然の処置だと思いますよ」 「すまないな だが、この旅を終えれば君は完全に罪人では無くなる きっと新しい人生が開かれるよ」
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!