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僕の名前はピカチュン。
ただの童貞さ。
僕は親の都合で東京から鶴亀町に引っ越す事になった。
その家に向かう
トラックの中で眠ってた僕は
可愛い女の子と結ばれる夢を見た。
しかし、キスした所で目覚めてしまった。
ついた家はネズミが押し入れの中に
いるようなボロ家だった。
親父「ピカチュン、ご近所の皆さんに挨拶してくるのだ。」
ピカチュン「だが断る」
親父「何ぃ~!?」
ピカチュン「動きたくないでござる」
親父「…………」
そんな事してる暇があったら
エロ本見てヌいてた方がましだよ。
親父「仕方ない………
挨拶まわりをしてきたら
潮〇きクィーンのAVをやる。
だから行ってこい。」
ピカチュン「行ってきまーす!」
と言う訳で近所の奴らに挨拶をしてきた。
顔面凶器のミチル
やぶ医者のダンディー
ニートのバタヤン
犬好きのツボヤス
なかなか面白そうな奴らだな。
挨拶まわりを終えて
ボロ家に戻ろうとすると
夢の中で見た
可愛い女の子に出会った。
エリリン「初めまして。
私はエリリン。鶴亀町の住人だよ♪」
ピカチュン「あ、うん………」
フラグ?
フラグなのか?
エリリン「ねぇ、チュウしようか?」
ピカチュン「お願いします!」
エリリン「冗談だよ。
君、初対面の人にも平気で
チュウしちゃうんだ。」
ピカチュン「い、いや………」
釣られたお………
女の子と話すのなんて8年ぶりだから
こんな簡単な釣りも見破れなかった………
エリリン「君の名前は?」
ピカチュン「あ、僕は
バンダナ・ピカチュンって言うんだ。」
エリリン「そっか。君が最近噂の貧乏人の
ピカチュンなんだ。」
ピカチュン「う、うん………」
ブサメン+オタク+貧乏人=悪印象
最悪だ………
何もフラグを建てられそうにない………
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