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―ザー…
――ザー…
―――ザー…
波の音が静に永遠と繰り返される。
太陽が昇り、日光が容赦なく当てられる。
その暑さに俺は耐えきれず、目を覚ました。
「…う~ん…」
俺はゆっくりと目を開いた。
「あ、熱い…。」
うつ伏せになっている体を起こし、顔を上げた…
…海が見える。
???
「…ん?なんでこんなとこにいるんだ?俺??」
まだ寝ぼけ半分な俺は状況が全く理解出来ない。
周囲を見渡した途端に俺は完全に目が覚めた。
「うおっ。何だよこれ。」
周りには何十人もの知らない人達が倒れている。
俺は完全にテンパった。
「訳が分かんねえ、どうなってんだよこれ!…………落ち着け俺。冷静になって思い出せ………」
俺は必死に記憶を辿った…
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