一、記憶

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~1日前~ 「あー疲れた。早く帰って寝よ。」 俺は仕事帰りの途中で自転車を漕いでいた。 会社はそこそこのとこでそこそこの給料を貰っている。 ごく普通の何処にでもいそうな一般人だ。 この後起きる出来事までは…。 俺は自転車を漕ぎ続け、一直線に自分の家に向かっていたが、途中どうしてもトイレに行きたくなった。 「あー、もちそうにないな。あそこの公園のトイレを借りるか。」 俺はそう決め、公園へと入りトイレを済ませた。 「ふー、すっきりした。さて、帰ろうかな……ん?なんだあれ…人?」 帰ろうとしたが、目の前のブランコの下に人らしき物体が倒れている。それに俺は気付いた。
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