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~1日前~
「あー疲れた。早く帰って寝よ。」
俺は仕事帰りの途中で自転車を漕いでいた。
会社はそこそこのとこでそこそこの給料を貰っている。
ごく普通の何処にでもいそうな一般人だ。
この後起きる出来事までは…。
俺は自転車を漕ぎ続け、一直線に自分の家に向かっていたが、途中どうしてもトイレに行きたくなった。
「あー、もちそうにないな。あそこの公園のトイレを借りるか。」
俺はそう決め、公園へと入りトイレを済ませた。
「ふー、すっきりした。さて、帰ろうかな……ん?なんだあれ…人?」
帰ろうとしたが、目の前のブランコの下に人らしき物体が倒れている。それに俺は気付いた。
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