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「うん!おいしーっ!」
顔をほころばせるミュウを見て、ブラッキーも微笑む。
今日のおやつはレモンパイ、もちろんブラッキーの手作りだ。
「爽やかな酸っぱさの中にある甘さ……堪らないな!」
「何なら今度教えましょうか?」
「いいよ、この前アップルパイ教えてもらった時大変なことになったじゃない」
「……。」
あの銀行強盗からしばらくか経ち、ミュウとブラッキーは充実な日々を送っていた。
ルカリオから報酬をがっぽりと頂いたこともそうだが、最近は、庭の手入れや店番など、この前のような大きな事件ではないものの、依頼がたくさん届いているからだった。
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