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遊心論13
うちの家は特殊で元々縫製の工場でした。
家は細長く表庭の方から 兄家族、母親、うちら家族
平屋でひとつ屋根の下に住んでいます(お風呂・台所・トイレ・玄関は各世帯ずつある)
ある晩のこと
兄嫁と嫁が飲みに行くので
送り迎えする事に
[まさと]も行くというので4人で出発。
家の前の道をまっすぐ走り、ひとつ目の信号を左折し15分ほど走ると右側にあるイタリアンのお店
お店の駐車場で2人を降ろした
帰りの車内では自然と霊の話しになっていた。
遊 「今も見えるの?」
まさと 「うん いっぱい見えるよ」
遊 「変わった霊っている?」
まさと 「うんっ いるよ」
遊 「どんなの?」
まさと 「なんかね、馬に乗ってる」
遊 「馬? どんな服きてるの?」
まさと 「よろい?みたいな、頭にもなんかかぶってる」
遊 「鎧? 色は?」
まさと 「うーん赤? 暗くて良くみえない」
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