ずっと…好きだった。

思い出

「わ、私、好きな人がいるんです。」

「知ってるよ。」

「えっ？」

「さっき、言ったよね。ずーっと好きだったよ、って。君を見ていたら、誰を見てるかなんてすぐにわかるよ。」

「…やだ。そんなことまで、知られてるの？」

白い肌は、赤みを帯びてきて、
アイツをまだ好きなんだと確信した。

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