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「神羅 未来ちゃん!なんと君は神様になれます!パンパカパーンッ」
「…えっ?」
突然、目が覚めたら謎の白い空間でした。
うはwwwやだ心理っぽいwwwwww
「…話聞いてるー?」
目の前の自称神の白髪の青年が頬っぺたを膨らましてむっとする。
…あれ?よくあるチートor夢主テンプレじゃね?
「どうでもいいけどさっさとゲームやりたいんでリアルに戻してくれます?」
「何故に!?」
「うるせぇ。僕は今すぐ嫁を育成という名のアレやコレやレベルアップ、厳選をしなくてはいけないんだ!!この空間に僕がさっきまでやっていたゲームがないじゃん!」
「いやいや、ちょっとは話し聞いてくれないかなぁ!?」
あーわかったこれ夢だきっとwwwwそう思わないとやってられん。
「すごいな僕、だてに小説見あさってないな。まさかチート小説の夢だなんてw」
「うぐぅ…信じてもらってない。…でも大事なコト言うから聞いてね…ゴホン、
ボクと契約して神様になってよ!」
「某魔法少女的に言うなテメェ。どーせ契約したらろくなことにならないでしょ、やだよ」
「あ、ちなみに契約しないと君は消滅します☆」
「えっ」
「えっ」
人 権 侵 害 wwwwふざけんなwwww
「…いやぁ、なんか君が初恋の人に似てるからさー。思わずフラれた思い出がよぎって(強制的に)こっちに呼んだんだよねー!
契約してボクのものにして、愛したっていいじゃないか!!」ドヤッ
「曲自重しろ、殴るぞ」
「え、じゃあ…消しちゃうぞッ☆」
「脅しか!…しかもそれ選択肢与える気ないんじゃないの!?」
「 うん 」
パチパチと手を叩く。
そいつの笑顔に濁りがなくて、逆に悪意たっぷりに見える。殴りてぇw
「(まぁどうせ夢だろうし)…神様になるのは悪くないけどねぇ…」
この世に未練?んなもんゲームとか漫画以外ねぇよwww
そんな心情を読み取ったのか、自称神はニヤリと笑った。
「…選択肢は『はい』か『YES』だけど、どうする?」
そしてまた、笑顔を崩さず同じ問いかけをする。
僕の、答えは……
「契約しませんが何か?wwwww」
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