プロローグ

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「って事は外人ですか!?」 という声に皆ギョッとする。 「いや。違う。俺が聞いたのは日本人だ。まぁ皆、来週からだからよろしく。次に・・・・」 朝礼が終わると銘々に散らばり営業部は疎らになった。 そして食堂で同じフロアの女子達は来週現れる部長の話で盛り上がっていた。 そんな彼女達にウンザリしながら私は早々に食堂を出て喫煙するために休憩所に向かった。 男の社員達に混じって煙草に火をつける。 「相原。ちょっといいか?」 と呼ばれて見れば課長が入ってきた。
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