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憎くなるほど好き 好きになるほど憎い 俺は何時でも頭の中にそんな言葉が浮かぶ そもそも憎いと好きは正反対に近い言葉だ それを踏まえて憎くなるくらいお前が大好きなんだぜと使うとする、こうなると正反対というよりは、前置きを種にして後ろを強調している意味が捉えられる。 普通ならそれでいいんだろう、寧ろ模範的な使い方だ。 それは認める。 だけど俺が考えるには、模範での好きという言葉はlikeではなくLOVEだ そこでLOVEを“恋”と置き換える。 恋というのは要するに相手を想って思って重んじるってことだ、要するに他の何よりも意識がそっちに向いてしまう。 酷い奴は完全に回りが見えなくなってストーカーやら盗撮やら色々と犯罪染みた事になることもある。 上記は確かに大袈裟かもしれない、だけれど良く、とまではないがたまに聞く人気アイドルへの脅迫めいた電話や手紙など、内容は確かに多種多様で好きすぎていつも監視していますなんてのが来たとTVで一度位は見たこと有るんじゃないか? これはまた別の話だが 応援していたアイドルが男と二人で一緒に居るところをスクープとして報道されると幻滅したや別れろや死ねとまでの罵声が飛ぶこともあるらしい。 俺は芸能界に通じてもいないし通じてる知り合いもいない……とまでは言い切れないがとにかく確証を得ているわけではない、もしかしたらただのデマかも知れないしそうでないかもしれない。 とにかく事が起きていて、そんな事でそんな事しないだろうとは思わずに、こういう人は居るんだなと納得してしまうのが事実 単純に考えるとそんな事する奴はいないだろう、と思っていたとも取れるがそれは裏を返すと居たら居たでおかしくはないということだ
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