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沖田「貴女、私の知っている割と馬鹿な女性にとても似ているんですよね」
莉子「ソ、ソウドスカー」
9割バレてるぅぅぅ!!!
しかもさりげに馬鹿とか言ってくれてんじゃねぇよ!!
斉藤「総司が女に興味を示すとは、珍しいこともあるもんだな」
動揺と怒りで脇汗ビッショリの莉子の窮地を、斉藤の言葉が救う。
沖田「別に興味があるわけじゃないですよ。知り合いに似ていただけです」
そう言って今度は山崎のほうをちらりと見る。
それに動じることもなく、山崎はにこりと綺麗な笑みを沖田に返した。
沖田「………」
何その無言のやり取り!
まさかお菊さんのことまで気付いてるとか?!
←女装した山崎を男とは認めたくないので、心の中でもお菊さんと呼んでいるらしい。
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