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0・ある日の親達の会話
【ユートside】
「いや、俺もとうとう父親かーって思うとさ、こう、何つーの?馬鹿ばっかやってらんねぇっつーか……あー、ダメだ。言葉が出て来ねぇ。うはっ。なぁ、どっち似だと思う?」
やべぇ。かつての同級生が凄ぇ冷てぇ視線を突き刺してんのに頬がだらしなく緩むのが止めらんねぇ。マジ、テンション上がっし。
「そう。別に言葉にしなくていいし、馬鹿をやらなくてもユート君が馬鹿な事に変わりはないよ。どっちに似ようと僕は興味ない。それはさておき。頼むから今すぐレティーの時間を10ヶ月早めるか、いっそ6年遅らせてくれる?」
「何でっ!?」
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