第二章 NYへ

33/47
26249人が本棚に入れています
本棚に追加
/442ページ
  「それでは行きましょうか」 柔らかく微笑んでそう告げた涼子に、 「はい、ありがとうごさいます」 と可愛は頷き、カズに視線を移した。 「もし良かったら、カズさんも一緒に行きませんか?」 「いや、俺にも迎えが来るんだ。いってらっしゃい可愛ちゃん。 一度くらい三人で食事したいね」 「本当ですね。連絡してください。 それじゃあカズさんもがんばってくださいね」 可愛はそう言ってカズに手を振り、涼子と共に歩き出した。  
/442ページ

最初のコメントを投稿しよう!