26249人が本棚に入れています
本棚に追加
/442ページ
「それでは行きましょうか」
柔らかく微笑んでそう告げた涼子に、
「はい、ありがとうごさいます」
と可愛は頷き、カズに視線を移した。
「もし良かったら、カズさんも一緒に行きませんか?」
「いや、俺にも迎えが来るんだ。いってらっしゃい可愛ちゃん。
一度くらい三人で食事したいね」
「本当ですね。連絡してください。
それじゃあカズさんもがんばってくださいね」
可愛はそう言ってカズに手を振り、涼子と共に歩き出した。
最初のコメントを投稿しよう!