8992人が本棚に入れています
本棚に追加
/866ページ
「おい虎オレ達は所持金がまだ初期のまんまなんだぞ…
調理器具もないのにあんな生肉に金使ってる余裕はない!」
虎はガックリと肩を落とし終始無言だった
まったく…
えーっと確かオレ達の所持金が一人頭15000G(ゴールド)だったな
まずは飯屋に行ってそれから…
「あれ看板にお食事処書いてあるで!あそこでええやん!」
さすがに立ち直りが早いな…
まぁ考えるのは飯食いながらでもいいか
「分かった、分かった。
じゃぁあそこで飯食べるか」
「うんうん!さぁ食うでー!」
オレ達はすぐに木でできた建屋にお食事処と書かれた看板を掲げている店に入る
へ~なんか古風な感じだな
すぐにいらっしゃいませー!と言う店員の声が聞こえてきて席まで案内される
「おほー!普通に日本料理やん!」
なにがあるのか期待していたが虎も同じ気持ちだったらしくメニューを見たあと2人で顔を合わせて苦笑いしてしまった…
「決まったか?」
と虎の方を見るとメニューを見ながら唸っている
「うぬぅぅ!カツ丼にする!決まりや!」
「りょーかい。すいませーん!」
声を少し張り上げて言うと店員が来たので虎のカツ丼とオレはヒレカツ定食を頼んだ
最初のコメントを投稿しよう!