Via Dolorosa

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翌日 ジョナ3の挨拶回りが始まります。 まぁ色んなお世話になった人に電話したりね 簡単な手紙を書いたりと涼しい午前中、海燕のアパートにある海沿いのテラスで、軽く朝から引っ掛けながら 夕刻、ようやくたくさんの手紙が書き上がりそれをナオに託し百鬼夜行本部ビルへと向かいます そして 「やぁ、悪いが話がある……ちょっと電話ではね………たまには煌天で飲まない?出てこいよアーティ………じゃ10時に百鬼のビルの前に…………わかってるって、奢るよ、銃は持っておいで、ドタバタするかも……検問には連絡しとくよ」 宛てがわれた隊長室のクローゼットから愛用の銃を取り出し弾を込め、両腕にはデリンジャーを、更に暗器を仕込み専用のベルトに刀を下げ 「タイムオーバーだ諸君、君らはいつでも一足遅い……僕は宙返り、錐揉み飛行、生を突き抜け崖に激突…………さて、天使は誰だ?」 その瞬間、ジョナ3リヴィングストン=おじ様の証拠の数々が流出、ビル内の隔壁が全て作動、扉は全てロック、脱出も侵入も不可能 街のあちこちが騒がしく誰もが走る、理由は様々、あちこちの電話が鳴り響く、この部屋以外の そしてこのビル目掛け三法輪の戦力が集結する。 藤田こと、おじ様こと、ジョナ3リヴィングストンこと、佐々木司を拘束する為に 「頃合か………ウジャウジャ来たなぁ…………やっぱり最後はハデに行きたいし、こうじゃなきゃ」 突如、窓を貫く黒い柱、半蔵のオベリスクが地上から伸び上がりビルを貫く 少し縮み、先端がまるで小さなステージの様に変形し、ジョナ3が乗るとゆっくりと縮み彼を喧喧囂囂の地上へと降ろす
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