9人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
眠い。
とにかく眠い。
「阿~今日転校生来るらしいよ~」
「へ~」
眠いな~
「テンション低いなお前」
「みんな席つけ-」
あっ先生来た~
「転校生を紹介する。
おーい入ってこい」
ガラガラッ
あれっ?
あれれっ?
あれれれれっ?
あの黒くて長い髪。
あの顔。
あのカチューシャ。
「ヒメ!?」
僕が大きな声を出したからみんなが一斉にこっちを見る。
目が覚めた。
「キリ!?」
ヒメが僕を見て叫ぶ。
やっぱり。
ヒメだ。
忘れる訳が無い。
僕の大切な人.....
最初のコメントを投稿しよう!