第1章『謎の少女と出会った俺は…』

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俺達は電車を降りて、親父が昔暮らしていたという家で、引っ越しの作業中。 にしても、さすがは田舎町だ。 平家の建物がほとんどだ。 この家も平家で、木は結構な年月がたっているのだろう… ボロボロとまではいかないが、かなり古い感じだ。 「よし、後はやっておくから、亜稀斗は新しい高校でも見てきなさい」 もう少しで終わりそうだからだろう。 「んじゃ、見てくる」 俺は、親父の言葉に甘えて学校の下見に行くことにした。 何やら、雪穂がぎゃーぎゃー何か言ってるが、シカトしておこう…
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