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いた 夢じゃなかった。 良かった。 翔真が飛び起きたせいで静がモゾモゾと動き出す 「どうしたの・・・」 「ごめん、起こした?」 クスクスと笑う静 「ごめんって言う程の時間じゃないじゃん」 そうか、二度寝したんやったと時計を見上げる モソモソと静も上半身を起こすと翔真が、その体を しっかりと抱きしめた 「どうしたの?おかしいよ?」 「何でもないゎ・・・腹、減ったなぁ」 時計は昼にかかろうというところだ 「そう?」 「お前は欲がなさすぎんねん」 「そんな事ないよー」 綺麗に笑う静 しばし思わず翔真は見惚れてしまう 「ね?」 「ん?」 「こないだ言ってたトコ食べに行こうよ。」 「ん?あぁ・・・行こか」
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