導かれし覇龍と喚ぶ少女

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存在する幾つもの世界には似通った物も多く存在しだが違う物である この世界、大陸アルザリスにも魔法と呼ばれた奇跡が存在した しかしそれは誰しもが行使出来る物ではなく貴族と呼ばれる魔法使いの血が流れる者達にしか使えないと言われている 極稀に平民と呼ばれる一般階級の人間も使える様だが魔法を習うには貴族が通う魔法学院に行くしか道はない だが平民に膨大な金銭を払い学を学ばせられる程裕福な家庭は早々無く殆どが素質を持ちながらにして一生を終える 例え通えたとしても階級制度によって貴族の虐めは逃れられず反抗も出来ない平民は卒業を待たずして学院を去るものが続出 教師も貴族が殆どでありそれを黙認していて平民に助けは無いも同然 唯一学院長はそれを改善しようとするも一人の力ではどうしよう無い これがこの世界の階級と学院の現状である そして今年、その虐めを耐え抜き二年生に進級した平民の少女と二年生の初めに行うとされる召喚の儀から始まる物語 優秀でありながら平民と言う事で認められない少女と 様々な世界で狂気を放つ覇皇 二人の交差する物語
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