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ハルバート「アンジュ…その…カイトやルーン達と一緒に行動しちゃ駄目かな?」
取り敢えずダメ元で聞いてみることにした。案外、アンジュの事だから許してくれるかもしれないと一瞬思ったからだ。…すると、アンジュの顔がそれはまるで彼女にはあり得ないぐらいの心優しい聖女の笑顔になる。
アンジュ「あなたも首輪にリールをつけられて喜ぶ趣味があったの?」
ハルバート「いつ俺がそんな腐った趣味を持ったと言った!?」
アンジュ「あらそうなの?てっきり、ハルバートもカイトやルーンが羨ましいから、同じ事をされたいのかなって思ったのだけれど…」
ハルバート「羨ましくねぇよ!?むしろ憐れんでるぐらいだよ!?」
なんで俺がそんな変態的な趣味を持たねばならんのか意味が分からん!…いや、一部の人間が俺を変態扱いしてるけど…じゃなくて!
ハルバート「そもそも可哀想だと思わないのかよ?聖女なんだから、そういうのは注意しなくちゃいけないんじゃないのか?」
アンジュ「ハルバート…彼らは一度ならず二度までも変態行為を犯したわ…これをカノンノにやられたらハルバートは許せるかしら?いや許せるわけがない」
その点に関しては同意せざる得ない。
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