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ここで止めても良かった。
そうしなかったのは…何故だろう。
『ん?何を止めてほしいの?先にナイフを突き付けといて僕がそれを受け入れたら今度は止めてだなんて…言わないよね。』
埋めるより簡単なのは壊すこと。
僕は、どうも面倒になってきたみたいだ。
今は凄く彼を…壊したい。
バチンッ
次の言葉をハッそうとした海の口を止めるように高くなり響いた渇いた音。
「何やってんだよ!!」
荒々しい言葉使い。
一緒にいた最も僕と親しい存在。
「癒勝…
どうしてここにいるの?」
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