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ずっと。
ずっと見つめてた。
同じメンバー内で傍にいて。
歌えば伸びやかで。舞えば重力を感じさせない軽やかさで。
一際輝く貴方なのに、誰よりも前へ出る事を望まない。
それが歯痒くて。
そんなところが初めは不思議だった。
気になり出すと止まらない。
いつしか、気付けば目で追うようになっていた。
内緒の眼差し。
貴方が。
好きなんだ。
碧君。
俺は、
男だけれど。
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