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「…お前、また貰ったのか」
隣の椅子に積むように置いていた、貰った菓子パンや飴やクッキーに視線を向けたあと、なぜか呆れの目へと変わった。
「まるで餌付けだな‥」
顔をしかめる驟雨に俺はただ首を捻る
「たぶん‥?助けたお礼だと思うけど」
餌付けじゃないよ、と遠回しに言ってみるも
「いや、水無月は…
甘いモノを口にしているときだけ、雰囲気が柔らかくなるんだよ。ほわわん…って感じで…
って、聞いてるのか?」
プリンを取り上げられた為、その隣のチョコムースを食べたら驟雨に睨まれた。
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