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☘️おまけです☘️
ーー最後の場面から
「ごめん、もー止まんねーから。
スイッチ入れたの朱莉だから、
最後まで責任持って。」
「きょ、強制終了は?
リ、リセットは?」
「そんなボタンは俺にはありませーん。」
渡瀬がニンマリと微笑みながら、
朱莉を見下ろす。
「ふーん。では中断で。」
朱莉はそう言って、
渡瀬の脇腹を思い切り擽り始める。
「ギャー。あかん!それは反則!!
あかんってーー!あはははー。」
渡瀬が大笑いしながら、
身体をバタつかせるが、
朱莉も必至に渡瀬の身体を擽る。
「もー、おまえ勝手にスイッチ切るなよ…」
やっと朱莉の両手の動きを封じた渡瀬は、
息を切らしながら朱莉の首筋に唇をつける。
「!!」
朱莉は身体を小さく震えさせると、
ようやく観念して目を瞑った。
渡瀬の荒々しい息遣いに、
自分の中に、じんわりと幸せな気持ちが広がって行くのを感じていった。
私、この人と一緒に居れるだけで、
幸せです。
「渡瀬…大好きだよ」
おまけおわりーー
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