いち

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「失礼しましたー」 わたし、椎名ミカサの声なんて このむさ苦しい体育館では ボールをつく音にすら負けていた。 そもそも体育館なんて体育か 体育日誌をだすために教官室にいく ついでにあるくらい。 まあ、今日は部活を頑張っている 奏くんが見れたからよしとしよう! 頑張れくらい言えば良かったかな… 「あー!そこどけ! ボールいったからー!」 「は?」 振り返るとボールが目の前にあった。
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