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鷹見の視界の隅に、自軍ベンチでブルペンに電話をかける投手コーチの姿が映る。 やめろ。 鷹見は祈る思いだった。 やめてくれ。まだ降りたくない。まだ俺の時間のはずだ。 熱気のないスタジアム、消化試合の負けゲーム。 それでも鷹見にとっては、「こんな試合」ではなかった。 プロの野球選手であることにしがみついていられるかどうか。 このマウンドにかかっているのはそういうことだった。
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