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フゥ──…
行為後…ベットでの一服は、あたしにとって至福の時。
肺に目一杯煙を吸い込んでも
むせなくなったのはいつだったのかさえも忘れた。
大好きな煙草を吸っているのに
この、虚しさは何なんだろう。
あたしにとって躯を合わせることなんて
息をするのと同じ事…
自分の存在を確認するのに、なくてはならない
行為-コト-、なのだと自分に言い訊かせている。
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