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「神パッチン」
某シャダイのルシさんがやっていた指パッチンをして見せた。だからどうなるt・・・
「何だ、これ・・・」
俺がいた東京は、指パッチンをした瞬間に大破していた。
「お前、何してるん・・・っ!?」
全壊した東京タワーの残骸の上に座っている人影がこちらを射抜くかのように見ていた。いや、視ていた。
「あれは・・・俺か?」
見間違いようのない、俺の顔。だが、まるで精気が一ミリたりともないような表情だった。
「ここは、貴方の世界の未来です。十年といったところでしょうかね」
はっきりと、断言するような顔付きの彼女に対して、喉が絞められたように呼吸が苦しくなる俺。
「・・・俺は、ああなるのか?」
やっと出せた言葉は、俺にとってもわかりきっていること。
「はい、今のままなら。そうならないように、これから私があなたと同行します」
仰け反って胸を張る彼女。
「・・・大丈夫なのか?」
神を自称するからには、それなりのことをしてもらえるはず・・・
「ええ、そうですともっ!!」
片手をもう一人の俺に向けると、◯ャリック砲みたいなものが出てきた。
そして、大破していた東京は消えてなくなったのだ。
スイーツ(笑)
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