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僕の生きる理由はいくつもあるけど、たった1つの死ぬ理由が大きすぎて、耐えれなくなった。
笑いあえる理由をたくさんお持ちの方々に、指をさされ、けなされても生きてかないといけないなんて、幸せなのかな…。
関係ないって言い捨てて、朽ち果てる理由を作れない。
腕を切る理由を聞かれても、答えられないよ…。
…それは、君が息を吸う理由と同じだから。
「どうして生きようとしないの?」って言うけれど、それって「どうして死なないの?」と同じ意味にしか聞こえない。
確かにまだ生きている…。
血液は汚れながらも流れていく…。
ゴミと名付けた僕の存在理由…。
理不尽に踏みつけられて、亡くなるんだ。
…でも、まだ僕が僕を潰してでも生きてる理由は分かる。
……君に愛されて終わりたかったからだよ。
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