ー 序章 ー

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     ー全ての『終焉』を願っていた     ー何ひとつも、叶わないままなら       全てが、滅んでしまえばいい   ー私を『姫の代用品』だと、『子孫を残す為    の道具』だと、言うのであるならば        何もかも、滅べばいい。      『終焉』を、迎えればいい。      この、『私自身』でさえも………   ーそれでも、私が望む、『本当の願い』は……       ー『自由』になりたいー       ただ、それだけだったのに……… 
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