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刻は近未来。
この世界は未曾有の危機に襲われていた。
原因は小型防衛システム『バリヤー』によるものだ。
もともと『バリヤー』は国間協定により武力放棄をしたヒモトの自衛軍が作り上げた、身を守る最後の砦だったのだが、ふたつの組織により凶悪な兵器へと変貌した。
一つはヒモト政府の軍事開発によって生まれた、『バリヤー』の武器転換、
『バリヤー』は旧時代、夢とまで呼ばれた粒子の結合具現化により発生端末から半径2メートルほどのところに張られる。
これを武器に転用すれば他国にバレずに兵器が作れるようになり武力を確保できる。
しかし計画が進んでいくと簡単に他国にバレ、全国的に普及し携帯兵器として戦争は激化した。
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