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ガレス「いったい何が…?」
ガラ「龍王様の仇討ちが終わったことを理解したんだ。だから泣く。全て終わっても龍王様がいないことに涙する。」
ガレス「……そうか。」
何故か仲間の騎士を見ている気分だ。
仇討ちで魔物を討ち、死んだ仲間を思い出し甲冑の中で涙をながす。
誰にも制御しきれない深い感情。
ガラ「ガレス、取り敢えずこれからお前と”同じ立場”にいる奴に会ってもらう。」
ガレス「同じ立場?」
ガラ「口の悪いお調子者でな。お前の今後の生き方を知っている。」
ガレス「…?」
どういうことだ?
しかし迷っている場合ではない。
救わなければ……
私は必ず彼を救わなければ…。
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