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「裕!!あーそーぼっ?」
あぁ…またこの夢か…
「うん!!遊ぼ遊ぼ!!」
まだ小さい俺は親との約束を破り返事をしてしまう。
この時、約束さえ守っていれば…!!
…………………
場所は変わり、近くの公園に。
砂場で毎日真っ黒になるまで遊ぶのが、あの頃の俺と、幼なじみの女の子の日課だった。
「これを…して…」
「がんばれ!!」
夢中になってたから、時間なんて忘れてた。気付いたら時計の短い針は6を通り過ぎていた。
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