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ある日少年は眠りから目覚めると全く知らない森にいた
あたりを見渡しても人の気配はなく
孤独感にかられ少年は泣きそうになりました
「ここ、どこ…?」
少年は、じっとしていてもしょうがないから歩く事にした
「怖いよぉ…お家帰りたいよぉ…」
森を暫く歩いていると、突然後ろの茂みの方から音がした
「な、なにッ!?」
少年が怯えながら茂みを見ると、そこには一匹の獣がいた
見た目は狼に似ているが、目が三つあることから狼ではない事は明らかだった
「あ、あっちいけっ!!!」
少年は涙ぐみながら精一杯叫んだ
〈 誰か助けてよ…僕まだ死にたくないよぉ! 〉
少年の願いも虚しく獣が襲いかかってきた
「う、うわぁぁぁあぁあ!!!!」
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