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しっかりしなきゃ。
ここには私しかいない。
焦る気持ちを抑え、カバンからケータイを取り出す。
119…
救急車をよんだ。
間も無くサイレンの音が聞こえてくる。
「こっちです!」
大きくてを振り呼ぶ。
すぐに救急隊員が総司をみて、救急車に乗せる。
「名前はわかりますか?」
「沖田総司です。」
「…えっと、ご家族?お知り合いですか?」
救急隊に聞かれハッと我にかえる。
「あ…いえ、さっき名前は聞いてたので。知り合いではありません」
「そうですか、状態があまり良くないので、急いで搬送しますので。」
そういうと、救急車は走り出した。
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