272人が本棚に入れています
本棚に追加
/184ページ
夏海が眠りにつき何時間かたった
「ムニャ……お母さん何でまた私のシャツ着てるのよ………ムニャ……」
夏海が寝言を言い始めたその時だった
ダダッダッダダ♪
夏海の携帯が鳴る
その音は未来から知能を持ったロボットが来そうな音だった
「………ん………んガ!?…………メール?」
夏海は手をモソモソと伸ばし、携帯の画面を指でスライドさせメールを見た
「あ……アキちゃんからだ……
え~……今日晩御飯一緒に食べに行かない?だって?」
夏海は携帯を片手に上半身を起き上がらせ、お父さん座りで座る
そして腕をポリポリとかき
机の上に置いてあった自分の財布を確認する
「……………給料日前で家賃も払った……」
夏海は財布を閉じて悔しそうな顔でメールを返す
「余裕で行く(*´ω`*)」
夏海は頭をポリポリとかきながら玄関へ向かった
最初のコメントを投稿しよう!