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「その綺麗な肌はどうやって維持を?」
「それはほら、可愛がエステティシャンだから、たまに手入れとかしてくれるんだ。
頭皮から顔まで。それがまた気持ちよくて」
「はー、それは羨ましい。いいっすね」
「だろ、俺もそう思う。
嬉しくて、ついお礼にも力が……」
「って、もういいっす。だんだんイラッとして来ました。
では、次の『良いアイディアが浮かばない時はどうしてますか?』という質問ですが」
「いや、俺の仕事はゼロから生み出すというより、お客さんの好みや希望をとことん聞いて作っていくから、それほど行き詰ることはないんだ。
たまにモヤモヤする時は、作業をやめて散歩したり、ドライブに行ったりするかな。
一度そこから離れることで冷静になれたりするから」
「あっ、それ分かります。俺もそうっすね」
「カズこそ大変そうだよな。曲つくりなんて俺には絶対無理だと思うし。
どうやって作るんだ?」
逆に尋ねて来た樹利に、カズは「ええと」と腕を組んだ。
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